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【2024/05/18 22:38 】

一通りにサイズが解ったので。
こんなに種類があったんだーと妙に感心しました。
これで制作のサイズの参考になるぞー!!・・・いやなったらいいな。

しかしこんなに種類があったとは。びっくり。


・・・・・・・・・・・・
サイズ(浮世絵版画の判型) 詳細「浮世絵の観賞基礎知識」 著:藤沢紫


・美濃紙(約33×46cm)から裁断された判型
 (1764年以前の初期浮世絵に多く使われた)

 1:大々判(約30~33×55~65cm)
   (大判に別紙を継いだもの)
 2:大判(約33×46cm)
 3:細版(約33×15~16cm)


・大広奉書-おおひろぼうしょ-(約44×58cm)から裁断した判型
 (1764~72に多く使われた)

 1:中判(約29×22cm) 約1/4
  鈴木春信がよく使っていたので「春信判」と称される


・大奉書(約39×53cm)から裁断された判型
 (錦絵に最も良く使われた)

 1:大倍判(約39×53cm)
 2:大判(約39~26×27cm) 1/2
   「大錦」とも称される代償的な判型
 3:中判(約26×19.5cm) 1/4
 4:四つ切判(約19.5×13cm) 1/8


・小奉書‐こぼうしょ‐(約33×47cm)から裁断された判型
 (大奉書についで良く使われていた)
 
 1:間倍書‐あいばいしょ‐(約33×47cm)
 2:間倍(約33×23cm)間倍書の1/2
  「間錦」とも称され、続絵によく使われていた。
 3:小判(約23×16.5cm)間倍書の1/4
 4:細判(約33×15cm)間倍書の1/3
  役者絵によく使われていた。


・丈長奉書‐たけながぼうしょ‐(約53×72cm)から裁断された判型
 (1736年頃から浮絵や柱絵などに使われた)

 1:丈長奉書全判(約53×72cm)
 2:幅広柱絵(約69~75×17~26cm) 1/3~1/2
  「大々判」「大長判」「掛物絵」とも称される
 3:柱絵(約69~70×12~13cm) 1/4



本日のBGM:DRAGON RISES By澤野弘之 「医龍2」サントラ

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【2010/06/22 00:29 】
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